神奈川の絶景、魅惑のユーシンブルーを求めて。ユーシン渓谷へ行こう!
境隧道~新青崩隧道~石崩隧道~玄倉ダム(ユーシンブルー)
境隧道へ入ると、既に終わりが見えてました。心配して損した。トンネルから外へ出る瞬間が”別世界にようこそ!”的な雰囲気を醸し出しているので、好きな光景です。
素敵な緑と川の風景の合間に見せる、やべー奴を発見。落石と熊には細心の注意を払う必要があります。
この隧道が新青崩隧道です。ここでLEDライトが必要となります。ハイキング中に日の入した場合などにも必要となりますので、必ず持参してください。
遭難事故の大多数は道迷いで約4割を占めています。日の入後、暗くなった際にLEDライトを持っていない事が原因で道に迷って遭難します。
山岳遭難:原因は「道迷い」4割超 神奈川県警調査
昨年(2016年)の遭難者137人のうち、14人が死亡、50人が重軽傷を負ったほか、2人が行方不明となっている。原因は「道迷い」が最多で56人に上った。5月に大山で1人で登山をしていた20代の女子学生が下山途中、登山道の分岐で方向を間違えて遭難。午後3時ごろに入山したため日が暮れた上に、照明器具を持っていなかったことも影響したとみられる。
真っ暗です。ヘッドライトを持って前を歩く妻子。
ヘッドライトが無いと非常に危険なのにもかかわらず、持っていない人を見かけたのが衝撃的でした。
隧道を抜けるとすぐに洞門があるのですが(全体の写真を撮り忘れました)、洞門から覗く景色がとてもよかった。
少し歩くとすぐに石崩隧道が現れます。隧道の名前がいちいち怖いのは理由があるのでしょうか?もうすぐ玄倉ダムに到着です。
玄倉ダムとユーシンブルー
上流の熊木ダムと下流の玄倉ダムは、玄倉川にシリーズ(直列)に設置されており、熊木ダムの水は、導水路で玄倉ダム直上に導かれ、玄倉第2発電所を経由して玄倉ダムに放流されます。玄倉ダムの水は、玄倉第一発電所を通じて三保ダムに放流されます。
このように、小さなダムを複数作ることで、電力需要のピークに合わせた発電を行うことが可能となっています。たとえば、平日午後の電力需要のピークに合わせて、午後1時から熊木ダムの貯留水が最低水位になるまで、第2発電所を運転し、この放流水で第1発電所を運転します。第2発電所が停止した以降は、玄倉ダムの貯留水で第1発電所を継続して運転します。
神奈川県企業丁HPより
山間部では水力が非常に大切なエネルギー源となっているのが分かりますね。黒部の太陽とか命がけでしたもんね。実際に命を落とした方もいる。建設、保守、運用されている方々には頭が下がる思いです。
常時開門しているとの事でしたが、運がよく無事に見ることができました。エメラルドグリーンなので「バスクリン?」と思ってしまいました(^^;
溜まっている水の量、天気と光の加減で色が変わって見えるので、コバルトブルーが見れた方はラッキーですね!
僕がユーシン渓谷を訪れた翌日の、khsyama48さんが撮影された写真ですが、やはりユーシンブルーは、水位が低くて天候が良いと綺麗に見えますね。
我が家では目的を達成したので、ここで帰路につきました。