AirDrop痴漢の仕組みと対策
やなけん(@yanaken8787)です。
2018年の頭くらいから、AirDrop痴漢なるものが頻発しているようです。言葉自体初めて聞きましたが、うまい言葉を考えたものだなぁと関心してしまいました。AirDropは、iOS端末同士で写真やファイルを受け渡すのに便利な機能なので、使っている人も多いはず。
AirDrop痴漢から自分はどんな風に見えるのか?
対策はどのようにしたら良いのか?
具体的にお伝えして行きたいと思います。
AirDropで写真を送る側ではこう見える
AirDrop送信側から写真を送信しようとすると、こんな感じに表示されます。
バッチリ名前が見えてますね。。。
iPhone名を女性名にしていると、変態野郎はわいせつな写真を送りつけようとしてきます。
既に使ったことがある人が多いかと思いますが、AirDropを受信する方からは下記の動作をします。
思わず、受け入れるを押してしまう人もいそうですね。
受け入れてしまうと、自分のiPhoneに卑猥な写真が保存されてしまいますので、気をつけましょう。
AirDrop痴漢の被害に遭わないために、確認すべき設定
AirDrop痴漢の被害に遭わないために、確認しておくべき設定を見ていきましょう。基本的には、AirDropの設定を「すべての人」から「受診しない」もしくは「連絡先のみ」に変更すれば問題ありません。AirDropを使いたい時だけ設定をONにするのがベストです。
確認方法は次の通りです。
端末画面左下から指を上にスワイプする。
写真の通り、赤枠の中を長押しします。
ばっちり「すべての人」になってますね。
この設定を変更するので、AirDropを選択します。
「連絡先のみ」もしくは「受診しない」を選択して設定終了です。
iPhone名の変更方法
AirDrop使用後、うっかり使わない設定に戻すのを忘れてしまう時もありますよね。
その際に、名前が女性名(本名)のままだと被害にあう可能性があります。
うっかり忘れのために、iPhone名も変えてしまいましょう。
設定→一般→情報→名前
と、順番に選択し、新しい名前を入力します。
この画面で名前が変わっていたら設定OKです。
変更すると相手から、あなたのiPhoneはこのように見えます。
無事に名前表示が変更できました。
AirDrop痴漢で初の逮捕者!
電車で女性にわいせつ画像送信 「AirDrop」悪用、容疑の会社員男を逮捕
兵庫県警サイバー犯罪対策課は13日、電車で正面に座った女性(22)のスマートフォンにわいせつ画像を送りつけたとして、県迷惑防止条例違反の疑いで同県姫路市、会社員山内健司容疑者(31)を逮捕した。
同課によると、悪用したのは米アップルの端末に装備された「AirDrop」という機能で、半径約9メートルの不特定多数の端末利用者に写真や連絡先を送ることができる。山内容疑者は通勤中、正面でiPhone(アイフォーン)を持った女性に気付いて嫌がらせをしたとみられる。不審に思った被害女性が、同容疑者を撮影した写真などから浮上した。
逮捕容疑は5月5日、JR山陽線の姫路-神戸間の電車内で、アイフォーンのデータ共有機能を利用してわいせつな画像1枚を、面識のない女性に送信した疑い。
同課によると、女性が誰とでもデータ共有できる設定にしていた。周辺にいる端末利用者の名前が容疑者側に表示され、正面の女性が持ち主だと推測して狙った可能性がある。
SANSPO.comより
やはり、iPhone名が女性の名前になっていると、被害に遭いやすいようですね。
眼の前の女性が、iPhoneの持ち主とわかったのは何故でしょうか? 電車内が空いていたのでしょうか?
さいごに
AirDropは非常に便利で、動画やボイスメモなども簡単に受け渡しが可能です。
しかし、こういった被害に遭う可能性がある事がわかりましたので、しっかり設定等を理解した上で便利に利用したいものですね。
Googleマップこわいぃぃッ!訪れた場所や経路が丸裸なんだぜ?
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