050Plusで自宅の電話をIP電話に変更したよ

2021年5月24日

自宅の電話を050PlusでIP電話に変更した

やなけん(@yanaken8787)です。

子供の学校連絡網や住宅ローン等の連絡先に必要との理由で、我が家では固定番号を設置しています。

先日、たまたま一ヶ月の着信件数を確認したら2件だけでした。家の電話から発信する機会もないので、まったく使ってない。

やなけん
やなけん
これはもう、家の電話は不要では?

ふと思ったのです。

現在、固定電話に毎月990円(基本料550円+発信番号表示440円)を支出しています。ひかり電話なので通話料が安くて良いのだけど、年間12,000円はもったいないなぁ……って正直思います。

そもそも発信者番号表示を利用するだけで月額440円は高いので、なんとかしたいなぁという気持ちは前からありました。色々と調べた結果、自宅にVoIPアダプタを導入して今の電話機を活かす形でIP電話を導入しました。

今回紹介する方法は若干面倒くさいので、自宅にIP電話を検討している人は、機種変更後のあまっているスマホがあれば、上記サービスのアプリをインストールして、家専用として使うのが一番手軽です。

固定電話があると何かと都合がよい

  • 幼稚園~中学校の連絡先
  • 銀行、クレジットカード会社等、各種サービスの連絡先
  • 携帯電話を紛失、壊れた時の連絡手段

その他色々とありますが、「家族の代表番号」として固定電話があると都合が良いときが沢山あります。

IP電話に対する不安

IP電話は、一般的な固定電話に比べて制約があります。

たとえば、110番や119番通報ができないなどですが、いざという時は携帯電話から発信すれば良いので、個人的には気にしていません。

災害時に使えるようにと固定電話を引いている話も聞きますが、IP電話、ひかり電話、アナログ回線であっても電源が必要な電話機を使用している場合は、停電時は使用できません。

停電時はアナログ回線契約でNTTの局舎から電話線に流れている電流を使用して動作する、電源のいらない電話機のみが電話回線を使用できます。災害時は災害用伝言ダイヤルを利用する事にしています。(IP電話の番号も登録できるため)

IP電話契約先の選定

我が家ではauひかりSo-netを利用しているので、So-netのIP電話を契約しようとしたら新規受付終了していました…。ショック。

プロバイダー関係なく、IP電話サービスを提供しているのはどんなサービスがあるかな~と調べて候補として上がったのが、NTTコミュニケーションズの050Plus、ブラステルのMy050、オプテージのLaLa Callでした。

電話のクライアントに設定すべき「SIP(Session Initiation Protocol)」という物があり、この情報を取得できるのが、上記サービスでは050PlusとMy050のみだったため、LaLac Callは除外しました。また、My050は1年間利用が無いと番号が無効になってしまうので、「家族の代表番号」には不向きと考え、利用がまったく無くても番号が維持できる050Plusを採用しました。

《050Plus家電化でやること》

  1. VoIPアダプタ(TLS対応)HT802を用意
  2. HT802のファームウェアーをアップデートする
  3. 050Plusを契約する
  4. 050Plusの情報を入手
  5. HT802に050Plusの情報を設定する

電話機を使うには、VoIPアダプターが必要

色々と調べた結果、家の電話をそのままIP電話で転用するには、VoIPアダプターがあれば実現できそうです。

Amazon.co.jpで7,000円くらいです。Amazon.comで送料込みで5,000円くらいだったので、今回はAmazon.comで購入してのんびり待つこと2週間。

Grandstream HT802 VoIPアダプタGrandstream HT802 VoIPアダプタ

とても雑な梱包で送られてきました😅

Grandstream HT802 VoIPアダプタ

今回購入したのは、Grandstream HT802というVoIPアダプタです。本体とLANケーブル、ACアダプタが入ってます。

Grandstream HT802 VoIPアダプタ

左からLANポート、Type-Bの電源ポート、電話のライン1,2です。ちなみにHT801はLINEポートが1つ、HT802は2つです。

auひかりHGWにUSBがついていたので、電源はUSBから取ることにしました。使ったのはAnkerのBluetoothイヤホンを充電するケーブルです。短くてちょうど良い長さでした。

電話機は今まで使用していた物を利用。

これを機に子機だけ(?)の電話を買おうと思ったのですが、使用頻度が高くないので初期費用を抑えるため、今の電話機を継続することにしました。

新たに家電として設置するのであれば、こんなのが良かったかな。

設置方法

HGWのLANポートとHT802のLANポートを付属のケーブルで接続して電源を入れます。

HT802のLINEポート1に電話線を入れて、電話機と繋げます。

受話器を上げて「***」と発信し、メッセージが流れた後に02を押すとプライベートIPを「192.168.0.*」と読み上げるのでメモします。

英語で聞き取りにくいので、何回か聞き直しました。

ブラウザを起動し(今回はChromeを使いました)、アドレスバーに先ほどメモしたIPを入力すると管理画面が出てきます。IDとパスワードを求める、もしくはパスワードだけ求める画面になるかと思います。いずれにしても、すべて admin で管理画面にログインできます。

ファームウェアをアップデートする

今回、ファームウェアをアップデートしないと050Plusへ接続できませんでしたので、ひとまずファームウェアをアップデートします。

Grandstream日本代理店のHPにファームウェア更新ガイドというのがあったので、それを見ながらADVANCED SETTINGSで設定します。

HT802ファームウェアアップデートガイド

設定後、しばらく放置していたら勝手にアップデートが完了していました。

2021年5月16日現在、ソフトウェアバージョンは1.0.27.2のようです。

ファームウェアバージョンアップ後は、自動的にアップデートしない設定に変更しました。

050Plusを契約し、必要な情報を入手する

NTTコミュニケーションズのHPで050Plusを申し込みます。下4桁が選べるらしいので4649にしようと思ったら、選べませんでした……悔しい。考えるのが面倒だったので、現在の電話番号の下4桁にしました。

申し込み完了後、HT802の設定に必要なSIP情報を取得します。

今回は、wertさんの「自己満備忘録/「050plus」のSIP情報取得~固定電話として使うまで」で、必要情報の取得をしました。

取得をしたら、コピペしてテキストファイル等で保存しておきましょう。

必要な情報を設定する

基本的には先人の知恵をそのまま活用させてもらいます。くわぽんさんの「HT802と050PlusでFAXを使う」を参考に設定しました。

FXS PORT1

  • Primary SIP Server: kar-f2fcp.050plus.com:443
  • SIP Transport:TLS(defaultisUDP)
  • SIP URI Scheme When Using TLS:sip
  • NAT Traversal:Keep-Alive
  • SIP User ID:050Plusの情報 nicNm
  • Authenticate ID:050Plusの情報 sipID
  • Authenticate Password:050Plusの情報 sipPwd

Primary SIP Serverは、どこかのタイミングで:443を追加しないとダメになったみたい。

SIP URI Scheme When Using TLSは、ファームウェアをアップデートしないと出現しませんでした。

Authenticate Passwordは入力後に保存すると白紙になるけどちゃんと保存されてる。

基本的にはこの設定と、先人の見様見真似ですんなり使えるようになりました。

さいごに

今回の初期投資とランニングコスト削減金額は下記の通りです。

■初期投資
Grandstream HT802:約5,000円(Amazon.comより個人輸入)

■ランニングコスト
auひかり電話:▲550円/月
発信者番号通知(オプション):▲440円/月
050Plus:330円/月
—————————————-
月額:▲660円/月

7.6ヶ月で初期費用は回収できるので、まぁいいかな。

注意したいのは、050PlusをVoIPアダプタで使用するのは規定外の使い方であること、公式に設定をサポートをしてくれる場所は無いため、自力で解決する気合と根性が必要なこと。

050Plus側の設定変更などがあって、使いたい時に使えない可能性もあるので、そのあたりは注意しながら使わないといけないかなぁ。個人的には毎月安くなるメリットの方が大きいので今回のIP電話の家電化は満足です。