ビットコインSV(BSV)に 何が起きているのか?

ビットコインSVに何が起きているのか?

Mt.GOXの再生債権者の皆さん、こんにちは。ヤナケン(@yanaken8787)です。

2019年3月21日に、再生債権の認否結果がEメールで来ていましたね。

現在、一部の届出債権者からの異議申立てに対して、5月7日まで査定申立て期間だそうです。ほとんどの再生債権者には関係がありませんが、こうして1つずつ解決していかないといけないのですねぇ。

先日、一連のMt.GOX事件の支援を表明しているKrakenより、こんなメールがきました。

日頃よりKrakenをご利用いただき、ありがとうございます。,

平素よりお世話になっております。

ビットコインSV(以下 BSV)の取り扱いを開始した際、 弊社ブログ にて注意喚起させて頂きました通り、当トークンは元々弊社の一般的な取扱要件を満たしておりません。それ以降、BSVの代表幹部による不適切な行為や発言を含む、多くの問題が続いております。事態の好転を待ちましたが、悪化を辿る一方です。

BSV運営チームによるここ数ヶ月の活動は、弊社を含む幅広い仮想通貨コミュニティの道義から大きく外れたものとなりました。これを含む総合的な判断、コミュニティの一員としての道義、そして 70,000を超える声 を頂戴した事等から、弊社は以下の日程にてビットコインSVの取り扱いを廃止することを決定致しました。

BSVの入金最終日は4月22日です。
BSVの通貨ペア取引最終日は4月29日です。
BSVの最終出庫期日は5月31日です。
ビットコインSVの取り扱い廃止に関する詳細は、弊社のブログ(英語のみ)をご覧ください。

安心で安全なお取引のために、Krakenをお選びいただき誠にありがとうございます。

そういえば、Coincheckからも3月にこんなメールが来ていました。

2018年11月16日、BitcoinCash(以下BCH)のハードフォークにより発生した通貨「BitcoinSV」について、日本円での交付を行いますことをお知らせします。

BitcoinSVにつきましては、当社で公開している「計画されたハードフォーク及び新コインへの当社対応指針」に基づき、BitcoinSVの付与に代え、相当額の金銭を対象のお客様に交付することとしたものです。

という事で、なにやらただ事ではない雰囲気。

そもそもビットコインSVって何さ?

ビットコインSVに何があったのさ?

確認していきたいと思います。

ビットコインSVってなに? ビットコインABCとは?

ビットコインSV(BSV)とは、2018年11月26日にビットコインキャッシュ(BCH)から分岐(以下、ハードフォーク)した仮想通貨です。

もう一つビットコインキャッシュ(BCH)からハードフォークした仮想通貨で、ビットコインABCというものがあります。

ビットコインキャッシュを開発したチームがビットコインABCを開発したという事で、仮想通貨取引所ではビットコインABC=ビットコンキャッシュ(BCH)として取り扱っているようです。

ヤナケン
ヤナケン
仮想通貨取引所では、BCHの地位をビットコインABCが継承し、BCHとして表記しています

ビットコインキャッシュ(BCH)から、ビットコインSV・ビットコインABCと2つの仮想通貨が生まれた背景には、両開発陣の思想の違いがあるようです。

両コインの違いは、3分で分かるビットコインキャッシュ、ABCSVのハッシュ戦争が比較的分かりやすかったので、参考にしてください。

このビットコインSVを率いるのが、クレイグ・ライト氏。

もともとはビットコインキャッシュ(BCH)の強力な支持者だったそうですが、ビットコインABCのコンセプトに意義を唱え、ビットコインSV(BSV)の開発を主導してきました。

ビットコインSVに何が起きているのか?

ビットコインキャッシュ(BCH)からハードフォークする際にも物議があったようですが、

昨年11月のBitcoin CashとBitcoin SVのハードフォーク、ハッシュ戦争でクレイグ・ライト氏とカルヴィン・アイル氏が行なった一連の問題行動は批判されるべきだろう。

特に、リプレイプロテクションを入れない攻撃的なハードフォークを選び、従わない場合は51%攻撃を宣言し交換所への金銭的な被害を被らせると脅迫を行なった。結局そのような攻撃はなかったものの、暗号通貨市場全体の信用を失墜させる事にもなりかねなかった。そのような発言や行動に倫理的な問題がある事は間違い無い。

クレイグ・ライト氏の真実(bitcoin.jp

ビットコインSVは、世界の仮想通貨取引所から排除される動きが加速しています。

思想の異なるビットコインABCに対して、リプレイプロテクションを導入しないハードフォークを行い、従わない場合は全ての手段を使ってハッシュレートの51%攻撃を行う可能性を示唆したことが、忌み嫌われる原因ですね。

ヤナケン
ヤナケン
Mt.GOXのビットコインが返還されるまで、仮想通貨は触れない決意をしていたので、こんな話しまったく知らなかったですわ

確かにハードフォークが話題になっていた時、仮想通貨取引所ではビットコインキャッシュ(BCH)の取引が停止していましたが、これが原因だったのですねぇ。

ビットコインSVの今後

ビットコインSV

2019/4/21現在のCoinCapの取引ランキングでは、ビットコインSV(BSV)は14位。

11月27日のkrakenからのメールによると

ビットコインSVは弊社の通常のトークン取り扱い要件を満たしていない為、高いリスクを伴う投資となる可能性があります。

リプレイプロテクションが導入されていない事により、非常にリスクが高い仮想通貨だと注意書きがありました。

今後はビットコインSVにもリプレイプロテクションが搭載されるとの観測もありますが、実装時期は未定なことと、現在、世界中の仮想通貨取引所で上場廃止(取扱い終了)している現状を鑑みると、素人が手を出すにはリスクが高いな…と感じます。

さいごに

Mt.GOXの再生債権者にとって、ビットコインSVを含む、ビットコインからハードフォークしたアルトコインの取り扱いは次の通りです。

BTCの分裂により誕生した仮想通貨は、再生債務者に属するBTCから分裂したものに関しては、再生債務者に属し、再生債権者に対する弁済原資になると考えている。

2019年3月30日「2回債権者集会配布資料」より

基本的には、再生債権として認められているビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)のみが対象となるようです。まあ、仕方ないけど、多少色をつけて返還してくれると嬉しいなぁ(笑)

なんだかよくわからないけど騒動が起きているな…という認識のビットコインキャッシュ(BCH)とビットコインSV(BSV)の話しですが、今後は興味持ってウォッチしていきたいと思います。