勉強しない小学5年生の息子が、突然集中して勉強し始めた話

2017年12月17日

みなさんは、自分が小学生の頃って毎日しっかり勉強していましたか?僕が小学生の頃は、毎日夕方まで外で遊んでました。宿題も忘れて行く日もあったりで、どちらかと言うとあまり勉強はしていなかったと思います。もう少し教育熱心な両親だったら、また人生変わってきただろうなあ…と思うことが多々あります。

親としては、将来好きな道で食べて行かれるようになって欲しい。学歴が原因で苦労してほしくないという気持ちから「頑張って勉強して欲しいなあ~」という思いが強いのです。しかし、息子は僕のDNAをしっかり受け継いでいるので、勉強はそんなに得意ではない様子です。

そんな息子ですが、周囲のお友達の影響なのか突然「ぼく、勉強する」と、自宅学習に目覚めました。

8月くらいまでは勉強に対して積極的でしたが、夏休み中盤くらいから年始1月まではダラダラと集中力の無い時間が続いていました。そんな息子に妻がついにギブアップ。僕に助けを求めてきました。

息子の特徴も考慮しつつ、導き出した結果は家庭時間割を作ろう”でした。今のところ、良い結果を出しているので共有していきたいと思います。

順調だった5月~8月上旬

僕の住む街はベッドタウンです。駅からそこそこ近い環境のためか、比較的収入の多い家庭が多そうな地域です。その影響か中学受験をする子が多いようで、みんな塾に通っています。塾に通っていない子の方が逆に珍しい地域です。

5年生に進級して新しいクラスにも慣れてきた5月に周囲のお友達も遊べる子が減ってきたこともあり、上記の勉強発言へと繋がります。中学受験は一般的な授業の勉強と異なるため塾へ行ったり、家庭教師をつけないと合格は厳しいのですが、塾や家庭教師の費用を毎月捻出するほどの経済的な余裕は我家にはなく、断念しました。

集団の授業が苦手な息子は、本来は家庭教師が良いのだろうなと感じています。

ただ、なんとか意思は尊重してあげたいという事で、テキスト学習が中心の中学受験講座を申し込みを行い、妻が予習して子供に教えることで我家の中学受験がスタートしました。現在放送中の下剋上受験みたいですね。

自宅から通える範囲の中学校の見学もした影響か、息子もやる気に満ち溢れていましたので、スタート比較的順調に勉強が進んでいたように思えます。8月上旬までは…

勉強しなくなった8月

夏休みも中盤に差し掛かって宿題も終わった頃、何がきっかけかはわかりませんが突然勉強しなくなりました。本人もやらないといけないのは理解しているみたいなのですが、テキストやドリルを目の前にして上の空。仕舞には鉛筆や消しゴムで遊び始めてしまう始末。

通常40分程度で終わるテキストが、2、3時間かかる事もしばしば。単元が進むにつれて難しくなっていくという事もあり、辛い時期がやってきます。

集中して勉強しない息子に対してイライラを募らせた結果、この頃から妻の怒号が家庭に飛び交うようになりました。

新年を迎えても状態が変わらない

新年を迎えた1月下旬に、本命校の受験説明会に参加しました。まもなく受験を控える親御さんとお子さんがいる中での参加なので、息子のモチベーションも上がると考えていたのですが結果はあまり変わりませんでした。

妻の息子に対する不満やイライラのボルテージが最高潮になってきたのも、この頃です。

こなすべき単元は沢山ある。しかし、進まない。少しずつでも進んでいれば、まだ我慢できるのだろうけどぼーっとするばかりで勉強もしない。ただただ時間だけが過ぎていく中で、どう対応したら良いかわからない中では相当大変だったろうと思います。

STPDの考えに当てはめて対策を考える

ついに妻が泣きついてきましたので、一緒に対策を考えることにしました。

まずは何が原因でこの勉強しない状況になっているのか?その原因を取り除いてあげれば状況変化があるのではないかと思い、STPDの考え方に沿って分析する事にしました。

STPDサイクルとは?

このSTPDとは、一般的な業務改善のためのサイクルであるPDCAサイクルとは異なるアプローチです。一般的なPDCAサイクルは、下記の定義となっています。

【PDCAサイクル】

PDCAサイクルという名称は、サイクルを構成する次の4段階の頭文字をつなげたものである。

  • Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する。
  • Do(実行):計画に沿って業務を行う。
  • Check(評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを評価する。
  • Act(改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて改善をする。

この4段階を順次行って1周したら、最後のActを次のPDCAサイクルにつなげ、螺旋を描くように1周ごとに各段階のレベルを向上(スパイラルアップ、spiral up)させて、継続的に業務を改善する。

Wikipediaより

PDCAに対して、STPDでは下記のアプローチを行っていきます。

元々、当時ソニーの常務取締役厚木工場長でいらした小林氏が提唱したサイクルで、事実をしっかり見ることによって思い込みを除外して原因の特定と分析をしっかり行った上で対策を立案するやり方です。

  • See(じっくり観察する)
  • Think(どうするべきか考える)
  • Plan(計画を立てる)
  • Do(実行する)

この考えで、息子の勉強しない事へアプローチをはじめました。

See(じっくり観察する)

息子は勉強しないといけないのは理解しているようでした。しかし勉強が進まない。集中力に欠け、勉強中に違うことを考えているように見受けられます。

トイレに逃げ込むすぐ席を立つ座っても取り掛かりが遅いなど、本当に勉強嫌いなんだろうな…と感じる立ち振る舞いです。「嫌なら辞めれば?」と問うと「辞めない」と言う。でも勉強はやらない。そんな毎日でした。

DSは大好きで、常にゲームの事を考えている様子も感じ取れます。

そんな息子に呆れた妻はDSを金庫に隠しましたが、状況は改善しませんでした。

Think(どうするべきか考える)

観察の結果、息子のDS好きは本物で常にゲームのことを考えている事がわかったのと、勉強をしないとダメな事は理解している…という事が判明しました。

親としては勉強してほしい。

子供としてはゲームで遊びたい。

そんな二つを実現するのに考え出したのが、今更ではありますが”家庭時間割”を作る事でした。

Plan(計画を立てる)

家庭時間割を作成する際に留意した点は、下記の通りです。

  1. 月~金、土日祝の曜日別スケジュールを立てる
  2. 月~金の習い事がある日でも、なるべく時間を統一する
  3. 学習時間は一コマ45分間とし、休憩時間を5分必ず取る
  4. 学習、食事、風呂等がすべて終わった後は、自由時間(ゲームの時間)を必ず確保する
  5. 前倒しで終わって正解している場合は、自由時間が増える
  6. 時間厳守

★平日の家庭時間割★

★土日祝★

 

時間割にしたのは、息子に終了の目処を見せるためと妻にダラダラ勉強させないためです。

確かにいつ終わるかわからない勉強時間が続くと思うと、身は入りませんよね。我家の息子の場合は上記を留意しましたが、ご家庭やお子さんによって上手に時間割を作成して貰えればと思います。

Do(実行する)

親子が家庭内でも時間を時間割を意識して行動することで、ダラダラ勉強させる事も無くなりました。息子も集中して頑張れば自由時間(ゲームの時間)が取れることを理解したおかげで集中して勉強に取り組んでいる様子です。

もっと早く気づけばよかった・・・

2週間経過しましたが、今のところは問題なく実行できているとの事ですので、よかったなと感じています。

まとめ

このエントリーを書きながら思ったのですが、仕事も一緒ですよね。ダラダラ仕事をしていると効率が非常に悪い。メリハリをきちんとつけて、集中して取り組む事が大切と改めて気づかされました。

集中して取り組むと、今よりも更に良い成果が生まれるのは疑いの余地がありません。作成したスケジュールでは、中学受験に合格できる勉強量で無いのも理解しています。しかし、ここで勉強の癖がついて先に繋がれば…と思っています。チャレンジするからにはベストを尽くすのは絶対です。

普段は部下に対して効率良い仕事を・・・と口酸っぱく言っていましたが、家庭では出来ていなかった事を反省しつつ、改めて家族全員で戦っていかないと受験には勝てないのだなあ…と思いました。

生活

Posted by ジンボ