携帯電話・スマートフォンで、Jアラート(緊急速報メール)を受信する方法

2017年12月17日

最近、北朝鮮の話題が活発ですね。米空母カール・ビンソンが日本海へ展開し、北朝鮮は韓国系アメリカ人を交渉材料として次々に拘束しています。先日は打ち上げ失敗したようですが、弾道ミサイルの発射などもあったりで、予断を許さない状況ですよね。

その影響からか、携帯電話ショップでJアラートの受信方法に関する問い合わせが増えているそうです。ある地方では、弾道ミサイル着弾時の行動に関するプリントを配布していたりと、ミサイル着弾の可能性に疑問を持ちつつも不安に感じている方が増えている様子です。

余談ですが、先日仕事で韓国の某メーカーさんとお話する機会があったのですが、韓国軍はいつ戦争が始まっても問題ないように既に展開が済んでいるそうです。

実は、Jアラートは携帯電話・スマートフォンでは緊急速報メール(ETWS)として配信されている事を知っていましたか?ご自身の携帯電話・スマートフォンが受信に対応しているかどうか、各携帯会社が提供する緊急速報メールの内容を理解しておくとよいでしょう。

緊急速報メール(ETWS)とは?

緊急速報メールは「ETWS(Earthquake Tsunami Warning System:地震・津波警報システム)」といいます。緊急地震速報が発展した形で、地震速報以外では津波速報、国民保護情報などを配信しています。緊急速報メールは宛先を指定せずに帯電話会社の基地局から電波が届く端末へ一斉に情報配信を行います。携帯会社(MNO)であろうが格安SIM(MVNO)であろうが関係なく配信となります。

電波が届かないとメールやLINEが着信しないのと同様に、緊急速報メールも電波が届いていないと受信しませんので注意が必要です。(auの3Gガラケーと3Gスマホは、別の疑似システムを使用しています。)

被災の恐れのある対象地域へ一斉配信となりますので、ユーザーは場所を意識することなく情報を確認することができます。

格安SIM(MVNO)利用者の注意点

格安SIM(MVNO)利用者は特に注意して欲しいのですが、緊急速報メールの受信は使用端末に依存します。最近は海外メーカーのSIMフリー端末を使用している人も多いかと思いますが、受信可否はメーカー・端末ごとにバラバラです。これは、緊急速報メールが日本の独自システムである事が理由です。日本での販売に力を入れている海外メーカーは徐々に対応し始めているようですが、最終的には自分で確認が必要となります。

緊急速報メール(ETWS)の種類

おなじみの緊急地震速報をはじめ、現在は何種類かの速報メールが配信されています。まずは速報メールの種類を確認していきましょう。ドコモ、au、ソフトバンク、Yモバイル各社共通の仕様となっています。格安SIM(MVNO)各社に関しても携帯会社(MNO)同様です。

緊急速報メールは大きく二種類に分類されます。

  • 気象庁が配信する緊急地震速報、津波警報、気象等に関する特別警報
  • 国・地方公共団体が配信する災害・避難情報

ユーザーはこの二種類を特に意識することなく、受信設定のみで情報を受け取ることができます。

緊急地震速報

2011年に発生した東日本大震災から格段に精度が向上したと言われています。おなじみの緊急地震速報です。我が家の猫は、この音を聞いただけで机の下に隠れるようになりました。あの音は怖いですよね。作った人、マジ天才。

すでにご存知かとは思いますが、まずは緊急地震速報の音を確認してみましょう。再生時は、周囲の方を驚かせないようにご注意ください!

緊急地震速報は、下記の条件で発出されます。

緊急地震速報(警報)の内容
・地震の発生時刻、発生場所(震源)の推定値、地震発生場所の震央地名
強い揺れ(震度5弱以上)が予想される地域及び震度4が予想される地域名(全国を約200地域に分割)(※1)
※地域名については、緊急地震速報の予報区をご覧ください。

気象庁HPより

 緊急地震速報は精度向上のために2016年12月14日から新たな仕組みを導入しました。

津波警報

平成25年8月30日から配信が始まりました。特別警報の一つとなります。

種類 発表基準 発表される津波の高さ 想定される被害と取るべき行動 配信
数値での発表
(津波の高さ予想の区分)
巨大地震の場合の発表
大津波警報 予想される津波の高さが高いところで3mを超える場合。 10m超
(10m<予想高さ)
巨大 木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれます。
ただちに海岸や川沿いから離れ、高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。
対応
10m
(5m<予想高さ≦10m)
5m
(3m<予想高さ≦5m)
津波警報 予想される津波の高さが高いところで1mを超え、3m以下の場合。 3m
(1m<予想高さ≦3m)
高い 標高の低いところでは津波が襲い、浸水被害が発生します。人は津波による流れに巻き込まれます。
ただちに海岸や川沿いから離れ、高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。
対応
津波注意報 予想される津波の高さが高いところで0.2m以上、1m以下の場合であって、津波による災害のおそれがある場合。 1m
(0.2m≦予想高さ≦1m)
(表記しない) 海の中では人は速い流れに巻き込まれ、また、養殖いかだが流失し小型船舶が転覆します。
ただちに海から上がって、海岸から離れてください。
非対応

配信としては大津波警報と津波警報の二種類です。津波警報以上が発出されたら、すぐに行動しましょう。

津波警報が発出された際の音を確認してみましょう。緊急地震速報とくらべて大したことなさそうなイメージの音ですが、大切な音です。

生活

Posted by ジンボ